44歳、大学生になりました。

奈良大学通信教育部に入学しました。

スクーリング 奈良文化論①

三回目のスクーリングは奈良文化論。日程は9月1日(金)~3日(日)。

担当の浅田隆先生は2008年に奈良大学を定年退職され、現在は名誉教授とのこと。快活でほがらかな先生で、2日目の文学散歩では健脚ぶりに驚きました。40代の私の方がバテそうでした。アップダウンの激しい道をずっと説明しながら歩いていらっしゃったのに、疲れた様子をお見せにはなりませんでした。また、先生は奈良の地理や風土、歴史にも造詣が深く、非常に勉強・研究熱心な方でした。名誉教授になられた現在でも研究の意欲が高いお姿に感銘を受けました。ご専門は明治以降の近代日本文学とのことで、文学という切り口から奈良の文化・風土についてレクチャーして下さいました。

 

予習として坪内逍遥の「役の行者」と会津八一の「自註鹿鳴集」を読んでおくようにとの指示が出ていました。

役の行者 (岩波文庫)

役の行者 (岩波文庫)

 
自註鹿鳴集(新潮文庫)

自註鹿鳴集(新潮文庫)

 

 「役の行者」はKindleで出ておらず、岩波書店の文庫本を取り寄せました。この本は字が小さい上に見なれない言葉が多く、薄い本なのに読み終わるのに時間がかかってしまいました。「自註 鹿鳴集」は歌集ですが自註と書いてあるように解説つきでボリュームが多く、三分の一くらいしか読めませんでした。

 

2日目の奈良散歩は会津八一の歌碑を巡りながら下記のスケジュールでまわりました。

 

【10時に近鉄奈良駅行基さん前に集合】猿沢池興福寺国立博物館、鴎外の門、東大寺【昼休憩】万葉植物園、ささやきの小径、志賀直哉旧居、新薬師寺奈良市写真美術館【オプション】頭塔、十輪院元興寺塔跡、庚申堂。終わったのは17時近かったかな?

 

薬師寺の本堂。向って左側の入り口前に会津八一の歌碑がありました。

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「ちかつきて あふぎみれとも みほとけの みそなはすとも あらぬさひしさ」

 

八一が大好きであった香薬師こと銅造薬師如来立像は過去三度も盗難に遭い、現在も見つかっていません。二年前に右手だけ見つかったそうですが、本体はどこに行ってしまったのでしょう。本堂の中を見学したのですが、薬師如来座像をぐるりと囲んで守っている十二神将がカッコよかった(十二神将が円形に囲んで並ぶのは珍しいんだそうです)。見学時間が短かく急いで見たので、今度ゆっくり見に行きたいと思いました。本堂内は撮影禁止でしたのでHPをご覧ください。

新薬師寺 公式ホームページ 薬師如来